【島根県海士町】町に関する様々なデータを一元管理し、見える化する「海士町版RESAS」 [デジタル化先進事例]

【島根県海士町】町に関する様々なデータを一元管理し、見える化する「海士町版RESAS」 [デジタル化先進事例]

令和2年12月25日に策定した自治体DX推進計画では、「自治体DXの取組とあわせて取り組むべき事項」として、「全ての地域がデジタル化によるメリットを享受できる地域社会のデジタル化を集中的に推進する」という取組方針が掲げられた。

デジタル行政では、総務省が公表している各地方公共団体における地域社会のデジタル化に関する取り組み事例の参考事例集の一部を本シリーズにてご紹介する。

【事業の概要】

海士町では、令和3年8月に「海士町版RESAS」をリリースした。

地区別人口の割合や転出転入者の推移及び要因など、地域に関する情報に焦点を絞ることにより、町の情報を深掘りし、分かりやすく視覚化された情報に誰でもアクセスすることができる。

町は今後、「海士町RESAS」を活用し、地域経済や地域活動の活性化のための取組をより効果的、戦略的に行うとともに、官民連携による政策立案や事業検証、改善活動等を推進することとしている。

※RESAS(地域経済分析システム)とは、官民のビックデータ(産業構造・人口動態等)を集約、可視化し提供するシステムであり、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部)が自治体や地域活性化に関心のある者向けに提供しているもの。

【参考情報】

人口:0.2万人

関連URL:https://amaresas.town.ama.shimane.jp/(海士町RESAS)

※本記事は令和4年9月に総務省より公表された「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を基に作成・編集している。

総務省「自治体DXの推進」: https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00001.html

「地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」:https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)