和歌山県湯浅町と香川県土庄町、取扱手数料低額のふるさと納税SaaS型サービス導入 [ニュース]
自治体独自のふるさと納税サイト簡易設立サービス「ふるさとベーシック」の提供や、せとうちエリア限定のふるさと納税サイト「ふるらぶ せとうち」を運営するふるらぶは、10月29日に、和歌山県湯浅町、香川県土庄町でのサービスを開始した。
同社は自治体が独自でふるさと納税サイトを設置する『特設サイト』のサービス提供を行っている。
SaaS型のサービスで、導入に係る期間はわずか2か月。基本的なサービスは一般的なふるさと納税サイトの機能を装備しているが、独自のポイント機能や、ECサイト(今後実装予定)としても使えるなどの追加機能を開発費無料で自治体が使えるという特徴を備えており、既存のふるさと納税ポータルサイトに比べ、手数料が格段に低いとのことである。
すでに福島県磐梯町が同サービスを導入している。2022年4月にはさらに10~15程度の自治体で導入がスタートする見込みとのことだ。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)