AI型教材「Qubena(キュビナ)」千葉県八千代市で正式採用 [ニュース]
千葉県八千代市は、株式会社COMPASSが提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」を、市内の全市立中学校における指導の一環として正式採用した。2021年9月より合計11校、約5,000人の児童・生徒が利用を開始している。
八千代市では、「GIGAスクール構想 八千代スタイル」として、GIGAスクール構想の理念である、個に応じた指導の充実、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けたICT教材の積極的な導入・活用を推進している。
同市が目指す、ICT教材の活用による子どもたち一人ひとりの理解や関心に応じた学び、学習の効率化の実現に向けた手段として、QubenaのAIによる「個別最適化」の精度が評価され、今回の採用に至ったという。学習管理ツール「Qubenaマネージャー」による教員の業務の効率化や、不登校の子どもへの学習支援といった今後の活用の広がりも期待されている。
【㈱COMPASSについて】
AI が生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材Qubenaを開発。2021年度からは小学校・中学校の5教科対応版「Qubena 小中5教科」をリリース、全国の小中学校1,800校、約50万人が利用しており、アダプティブラーニングによって知識・技能の習得を支援する。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞している。
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)