滋賀県、トラストバンクの行政専用ビジネスチャット「LoGoチャット」を共同調達し、12自治体で導入へ[ニュース]
滋賀県は、トラストバンクが提供する、自治体の総合行政ネットワーク(LGWAN)とインターネットで使える行政専用ビジネスチャット「LoGoチャット」をが滋賀県および県内自治体で共同調達し、12自治体で導入をすることを決定した。5月以降順次、各自治体で利用が開始されている。
滋賀県下でLoGoチャットを導入する自治体は、滋賀県、大津市、彦根市、近江八幡市、草津市、守山市、甲賀市、湖南市、米原市、日野町、愛荘町、多賀町となる。
滋賀県庁では部署を超えて情報連携する場面が多く、電話やメールに代わる簡単な庁内コミュニケーションツールとしてLGWAN対応のチャットを探していたが、2020年度から「スマート自治体滋賀モデル研究会」の事業に関わる市町で情報共有や連絡用にLoGoチャットを試験導入。その結果自治体間コミュニケーションの円滑化に有用であったことから、共同調達に至ったとのことだ。
LoGoチャットは2021年5月20日時点で全国約650自治体で使われており、大阪府でも共同調達の実績がある。
(執筆:デジタル行政 編集部 長野 光)