東京都、行政デジタル化の進捗をポータル「#シン・トセイ」で見える化へ[ニュース]
東京都は、令和3年3月に「シン・トセイ 都政のQOSアップグレード戦略」を策定し、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を梃子とした都政の構造改革を進めている。
これを進める上での基盤となる、都とユーザーとの双方向でのコミュニケーションを強化するため、「#シン・トセイ 都政の構造改革ポータルサイト(ベータ版)」及びTwitterアカウントを開設・公開した。
このサイト等を通じて、改革の進捗状況などを都民や関係者の皆様へ届けるとともに、得られた意見・感想を取組に反映させ、環境やニーズの変化に機敏に対応しながら、都政のQOS(クオリティ・オブ・サービス)向上に向けた改革を推進していく。
具体的には、「シン・トセイ」の各プロジェクト(7つのコア・プロジェクトと31の各局リーディング・プロジェクト)の概要、関連情報や最新の進捗状況などを一元的に、分かりやすく伝えていくとのことである。
サイト上では、東京都が進める構造改革の内容についての解説や、改革の突破口と位置付けている「7つのコア・プロジェクト」、都庁の各局において強力に推進している「各局リーディング・プロジェクト」に関するプロジェクトの概要やプレスリリースなどの関連情報をまとめて掲載する。
また、プロジェクトごとに総合評価(5段階)や意見を受け付けるための意見・感想フォームを設置。意見・感想はプロジェクト推進部署へ直接届く仕組みをとり、これらを踏まえながら、プロジェクトの内容を「アジャイル」にブラッシュアップしていく仕組みを取り入れる。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)