東京都、納税決済手段で新たにスマホ決済5サービスを対象に追加[ニュース]
東京都は、納税者向けの決済手段として導入しているスマートフォン決済アプリ収納における対応サービスとして、従来のPayPay、LINE Payに加え、新たにau PAY、d払い、J-Coin Pay、PayB、モバイルレジの5サービスへの対応を5月6日より開始した。
対象となる税目は、自動車税種別割、固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産)(23区内)、不動産取得税、個人事業税など。納付書一枚あたりの合計金額が30万円まで(au PAYの場合一枚あたりの合計金額が25万円まで)の納付書(バーコード印字があるもの)に限定している。
なお、d払い請求書払い、J-Coin Payでの税金の支払いについては、全国で初の導入となる。
東京都では、デジタルガバメントプロジェクトにおいて、「5つのレスの推進(ぺーパレス、FAXレス、はんこレス、キャッシュレス、タッチレス)」を掲げている。
納税のキャッシュレス化については、デジタルガバメントプロジェクトにおける3か年の主要なアクションプランと位置付けられており、2021年度は「スマートフォンアプリの追加」と、「電子マネー決済端末の設置」を予定。2030年のキャッシュレス納税の目標数値を70%以上としている。
出典:東京都「未来の東京戦略」https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/choki-plan/
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)