岐阜県垂井町にDXアドバイザーが登用決定 [ニュース]
岐阜県垂井町は、役場内に複業人材を登用する実証実験において、複業アドバイザー1名の参画を決定した。
同町は、2021年8月27日、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を展開する株式会社Another worksと連携協定を締結している。本協定は有能な民間人材の知見や才能を、自治体が抱える課題解決に向けて活用することを目的としており、連携内容に基づいて、垂井町のDXにおける課題抽出やロードマップの策定、システム導入をサポートするDX(デジタル戦略)アドバイザーを公募していた。複業アドバイザーは、オンラインによるアドバイスを中心に垂井町の課題解決に向けて、11月上旬から翌年3月末までの約5ヶ月間、サポートを実施する予定。
新型コロナウイルス感染症の拡大によりテレワークが進んだことや可処分時間が最大化したことで、副業/複業を開始する就業者が増加している。一方、人口減少や少子高齢化が進んでいる地方自治体では、人手不足や空き家問題といったさまざまな課題を抱えている。㈱Another works では全国の自治体が抱える課題を、複業人材を登用することで解決すべく、自治体連携を推進。岐阜県垂井町での取り組みは、同社が推進する全自治体連携17のうち14例目となる。
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)