高松市、データ利活用人材の育成に向け香川大学と共同研究を実施[ニュース]
香川県高松市はデータ利活用人材の育成に向け、香川大学と共同研究を実施する。
高松市ではICT・データの活用と多様な主体との連携により、様々な地域課題を解決し、持続的に成長し続ける「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取組を推進している。令和3年度、その一環として高松市と香川大学は、「スマートシティ/スーパーシティの推進に向けたデータ連携基盤の構築に関する研究」という研究題目により、共同研究を実施する。
スマートシティ/スーパーシティに事業性、継続性をもたせるためには、データ利活用人材の育成が欠かせないとし、本共同研究ではデータ連携基盤の広域展開等も見据え、3つの交流/教育プログラムを設計・実証し、将来のスマートシティ事業を担う人材の養成につながるような人材育成の取組を進めていく。
3つの交流/教育プログラムは次の通り。
(1)eかみしばいコンテスト2021(令和3年5月~9月)
⇒地域資源や地域課題、地域活性化の取組等の情報を集め、可視化するプログラム
(2)Web×IoTメイカーズチャレンジ2021(令和3年8月~令和4年2月)
⇒地域課題解決アプリ開発を題材とした、開発者向け講習会・アイデアソン・ハッカソン
(3)まちのデータ研究室2021(令和4年2月~3月)
⇒開発者がつくったプロトタイプを地域主体での事業化へとつなげる対話と交流の場
現在は第1弾の交流/教育プログラムとして、「eかみしばいコンテスト2021」を開催している。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)