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佐久市、Slackを活用した移住のオンラインサロン「リモート市役所」の課長が決定[ニュース]

佐久市、Slackを活用した移住のオンラインサロン「リモート市役所」の課長が決定[ニュース]

長野県佐久市は8月19日、Slackを活用した移住のオンラインサロン「リモート市役所」の課長を決定した。

佐久市ではリモート市役所として、自治体としては初となるSlackを活用した移住のオンラインサロンを運営している。本サロンでは、移住の新しいプラットフォームとして、佐久市や移住のリアルな情報発信や、市民との気軽な情報交換を促進すると共に、佐久市や移住の課題に対してのアイディアディスカッションを行い、課題解決につながるアイディアは実現に向けた取り組みを行っている。

取り組みの一環として2021年7月には、リモート市役所内の投稿から着想・企画した試住の支援&補助金サービス「Shijuly(シジュリー)」を発表した。

6月9日にはリモート市役所のリモート職員の募集を行い(デジタル行政/ニュースリンク)、応募者の中から1名は、副業人材として課長に抜擢をすることを発表。課長は毎月1回リモート市役所の運用会議にも出席し、Slackを活用したオンラインサロンやTwitterなどの運用へのアドバイザリー業務を行うことになっている。

この度、課長に任命されたのは、リモート市役所を活用し、佐久市に移住した伊藤侑果(いとうゆうか)さん。伊藤さんは、生後6か月のお子さんの子育てをしながら起業家として働くママ。佐久市では、移住者視点やママ視点、複業視点など、様々な視点を生かして、リモート市役所に携わってもらえうことに魅力を感じ、今回の課長任命に至った。今後、伊藤さんはIT企業の経営の傍ら、複業としてリモート市役所の課長業務を行う予定となっている。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)