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静岡県、緊急事態宣言中に医師の資格を持つ県職員からコロナ注意喚起のショートムービーを毎日配信[ニュース]

静岡県、緊急事態宣言中に医師の資格を持つ県職員からコロナ注意喚起のショートムービーを毎日配信[ニュース]

静岡県は緊急事態宣言中、医師の資格を持つ県職員からコロナ注意喚起のショートムービーを毎日配信する。

静岡県では令和3年8月20日から県下に緊急事態宣言が発令され、新型コロナの収束の兆しが見えない状況となっており、特に、若年層の感染割合が拡大を見せている。

同県の広聴広報課は、感染拡大当初から、主にテレビ、新聞を活用しつつ、広報紙やSNS等の県庁のオウンドメディアでもコロナの注意喚起を行ってきた。また、令和3年度には、感染傾向に合わせ、テレビや新聞から離れ、SNSやネット上で情報収集をする傾向にある若年層をターゲットに、オウンドメディア活用の比重を高めて情報発信をしている。

本取り組みでは、若年層へ情報を届かせるために、拡散力のあるTwitter、日常使いをするLINE、当課で力を入れているYouTubeを媒体として選択。配信方法は、スマホ時代に何気なく視聴可能で、目の前にいる感覚で没入感を与えられるように縦長動画を採用し、完全視聴率を高めるために1分程度のショートムービーとしている。毎日、継続的に配信することで、一人でも多くの人に情報が届くことを狙う。

概要は次の通り。

【ショートムービーの内容について】
■媒体 
Twitter静岡県庁わかものがかり(フォロワー15,730人 R3.8.31時点)
(@wakamono_gakari) / Twitter

静岡県公式YouTubeチャンネル(登録者数 1.44万人 R3.8.31時点)
静岡県公式YouTubeチャンネル

静岡県公式LINE(友だち49,569人 R3.8.31時点)
静岡県公式LINE

■頻度 
緊急事態宣言中、原則毎日(当面) ※配信する時間帯は夕方頃
※業務の都合により配信できない日もある。
※急遽、終了する場合もある

■内 容 
・新型コロナウイルス(特にデルタ株)の注意喚起
・当日の新型コロナウイルスの新規感染者数
・SNSやネット、電話等で寄せられた県民からの意見・質問への回答 等

出演する後藤参事は京都大学医学部を卒業後、小児科医として病院で勤務。2011年に県職員として行政医師に転職。昨年度から新型コロナウイルス感染症対策に最前線で取り組み、年間100回以上も記者会見を担当し、県民の認知度が高く、わかりやすい説明から厚い信頼を得ている。

【配信方法】
配信当日の夕方、広聴広報課職員が後藤参事と協力し、スマホで1分程度の動画を撮影。編集後、各SNS担当者が配信をしている。

【分析】
特に若年層への拡散を狙うために活用しているTwitterの配信を以下のとおり分析する。(8月18日~31日までの14日間の投稿に対する分析)
※LINE、YouTubeは登録者には届く傾向にあるため、割愛。

○Twitter
平均インプレッション64,617回
平均メディア再生数14,185回
平均エンゲージメント2,165回

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)