大阪市、5Gビジネスマッチングプログラムを実施[ニュース]
大阪府大阪市は9月7日から10月29日まで、5Gビジネスマッチングプログラムを実施し、提案を募集している。
大阪市は、2025年大阪・関西万博を見据え、新たなビジネスに取り組む中小企業等を支援し、地域経済の活性化を図るため、市場の拡大が見込まれる第5世代移動通信システム(5G)の関連分野におけるビジネス創出の推進に取り組んでいる。
そのなか、大阪市では5Gをテーマに大手企業等と中小企業・スタートアップ等をマッチングする「5Gビジネスマッチングプログラム -xDrive(クロスドライブ)-」を実施すえる。なお、本件は大阪市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が、大阪市交付金による事業「5Gビジネス創出プロジェクト」として実施するものとなる。
本プログラムの詳細は次の通り。
【概要】
本プログラムは、大手企業等が発表した5Gを活用して実現したいサービステーマについて、中小企業やスタートアップ等から新たな製品・サービス・技術や共同開発の提案を募集し、応募があった中から大手企業等と協業するパートナーを選定、マッチングするもの。また、マッチング後は、専門コーディネーターを配置し、ビジネスモデルの構築へ向けてアイデア整理、課題抽出、事業計画作成などのハンズオン支援を行う。中小企業やスタートアップ等からの提案を大手企業等の施設や人材等のリソースと掛け合わせながら、新たな製品・サービス開発の取組みを促進する。
【参加大手企業等及びサービステーマ】
関西テレビ放送株式会社「テレビの未来がここから始まる」
清水建設株式会社「Shimzデジタルゼネコン」
オリックス野球クラブ株式会社「5Gを用いた観戦体験の価値向上」
南海電気鉄道株式会社「難波でeスポーツプレーヤーにとって最高の環境を実現しよう!」
森ノ宮医療大学「5Gを使用した生体センシング×セルフメンテナンス」
【募集対象】
サービステーマに関する製品・技術・サービス等を持っている中小企業やスタートアップ等
【スケジュール】
(1)募集期間
令和3年9月7日(火曜日)から令和3年10月29日(金曜日)まで
(2)説明会
令和3年10月7日(木曜日)18時から
提案を求める大手企業等から募集内容等の詳細を説明。なお、説明会についてはオンラインで実施予定。
(3)協業パートナーの決定
令和3年11月上旬に大手企業等が協業するパートナーを決定し、以降、令和4年3月までハンズオン支援を実施。
応募方法、説明会その他募集の詳細については、ソフト産業プラザTEQSのホームページ「5Gビジネスマッチングプログラム -xDrive-」(URL)を確認。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)