延岡市、市の事業が政府のスマートシティ関連事業に選定[ニュース]
令和3年8月24日、教育や交通、地域ポイント事業などが、スマートシティ関連事業である内閣府「未来技術社会実装事業」及び国土交通省「スマートシティモデルプロジェクト(令和3年度重点事業化促進プロジェクト)」に選定されたと発表した。
※スーパーシティ型国家戦略特区に関する発表とは異なる。
■採択を受けた提案内容
・内閣府「未来技術社会実装事業」
知力・体力・人間力を育む「世界一の子育て・教育のまち延岡」、行動パターン分析による交通網の最適化(マイカー卒業社会の実現)、「逃げ遅れゼロ」の避難対策構築、および行動変容・行動誘発に寄与する地域ポイント活用サービス等を推進する。
・ 国土交通省「スマートシティモデルプロジェクト」
住民の行動データ(ライフスタイルデータ)を取得し、人工知能による分析を行うことで、ライフパターンを解析し、シミュレーションにより最適な公共交通網の構築や交通手段(バス、自家用有償運送、乗合タクシー、シェアサイクル等)の検討、及びその効果を予測する。
詳しくは以下を参照のこと。
なお、スーパーシティについては、今なお国において選考作業中であり、今後本市から追加的な説明提案を行っていくとしている。
■国の支援の概要
・内閣府「未来技術社会実装事業」
AIやIoTなどに関する未来技術の活用により地方創生を目指す優れた提案について、地方創生推進交付金等の各種交付金、補助金等と協調した支援(各種交付金・補助金、制度的・技術的課題に対する助言等)を行う。
・国土交通省「スマートシティモデルプロジェクト(令和3年度重点事業化促進プロジェクト)」
国土交通省職員等が全国のプロジェクトの経験・知見を生かし、実証実験の実施に向けた助言等の支援(ハンズオン支援)を行う。
(執筆:デジタル行政 編集部 大野 裕貴)