成田市、行政手続等における押印見直し[ニュース]
千葉県成田市は、利便性の向上と行政事務の効率化を図るため、行政手続等における押印mの見直しを実施したことを、7月1日に公表した。
同市では、国・県の法令などに定めがある手続、実印や銀行印などが必要な手続、契約関係の手続などを除いて、原則として押印の義務づけを見直し。実際には、押印を求めている約1,200件の手続のうち、80%以上で押印の義務づけを見直したことになるとのこと。
大きくは、原則として認印による手続は押印の見直しをおこない、内部手続における押印は事務の合理化のために廃止をした。また、補助金等の手続については、押印の義務付けを見直し、署名と記名押印との選択制とした。
押印不要となった行政手続については、オンライン化を促進し、受付業務やその先につながる業務フローのデジタル化を図るとしている。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)