宮城県、AIを活用したマッチングシステムで婚活を支援、登録申込者数が約1カ月で1,000名超へ[ニュース]
宮城県が運営する、みやぎ結婚支援センター「みやマリ」は、9月20日(月)のシステム運用開始から約1カ月で登録申込者数が1,000名を突破した。
同支援センターの運営支援は、婚活支援サービス大手のタメニー社が行っており、AIを活用したマッチングシステムが導入されている。タメニー社は、「マッチングシステム構築等業務」及び「結婚支援業務(センター運営業務)」の業務を宮城県より委託されている。
宮城県の担当者は「独自のシステムと、結婚相談所の運営やイベント・セミナーの開催で培ったノウハウをトータルに生かすことで、より効果的な結婚支援が提供できると期待しております。AIによる自動紹介で出会いの機会が増えるなどマッチング支援の充実に加え、今後イベントやセミナーも予定されているのでより多くの方にみやぎ結婚支援センターをご利用いただきたいと思います。」とコメントしている。
現在、各地方自治体においては、2020年5月に閣議決定された「少子化社会対策大綱」や、2016年6月に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」に基づき、実効性のある少子化対策として結婚に向けた活動支援や結婚に伴う新生活支援など先進的な取り組みを進めている。また2020年12月には、内閣府がAIやビッグデータを活用した自治体の婚活事業を支援する方針を打ち出している。
タメニー社は、結婚支援システム「parms」、婚活支援センターの運営、各種イベント・セミナーの受託の3つを基盤とする地方自治体向けサポートを「3Dオペレーション」としてパッケージで提供している。
■地方自治体向けサポート(3Dオペレーション)
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)