南知多町、「まちづくりのデジタル化促進」に向けた実証実験に関する覚書を締結[ニュース]
愛知県知多郡南知多町はインドネシアでスマートシティプラットフォームを提供するPT Qlue Performa Indonesia (Qlue社)と株式会社ICMG(ICMG社)と「まちづくりのデジタル化促進」に向けた実証実験に関する覚書を締結した。
昨年度、企業や団体がスタートアップと共創して課題解決に挑むことを目的とした「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」を愛知県とICMGが実施・運営するなか、南知多町も自治体として参加。
本覚書は、この「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」のなかで、「南知多町をモデルとした世界・都市・地域に生きる新たな生活モデルの創造」というテーマのもと、Qlue社とICMG社と共に取り組んだ成果として締結に結びついたものとなる。
本実証実験では、人口減少や空き家率の高さなど、様々な地域課題が深刻となっている南知多町においてもスマートタウン化を推進するため、Qlue社が開発したスマートフォンアプリケーションを通じて、住民がまちづくりに関するアイデアや提案を投稿できるデジタルプラットフォームと、ドライブレコーダーの映像をAIで解析し、道路などの公共インフラの破損箇所を検出する、効率的かつ低コストとなるインフラ管理モデルを構築するための実証実験を行う。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)