総務省、Beyond 5G 時代に向けた新ビジネス戦略セミナー(第4回)を開催 [ニュース]
総務省では、「Beyond 5G 新経営戦略センター」(共同センター長:森川博之氏 東京大学大学院工学系研究科教授、柳川範之氏 東京大学大学院経済学研究科教授)の取組の一環として、「Beyond 5G 時代に向けた新ビジネス戦略セミナー(第4回)」を開催する。
総務省では、Beyond 5G 時代に向けて、産学官の主要プレイヤーが参画し、戦略的に知財取得・標準化に取り組むことを目的として、2020年12 月に、「Beyond 5G 新経営戦略センター」(共同センター長:森川博之氏 東京大学大学院工学系研究科教授、柳川範之氏 東京大学大学院経済学研究科教授)を設立した。
同センターでは、知財・標準化を駆使した市場形成や新規参入、革新的な技術・サービスの開発や社会実装等を主体的・戦略的に推進しようとする民間企業・大学等の取組を促進するため、これらの取組への支援、参考情報の提供や協働する場の提供、普及啓発等を行うこととしている。
同センターの取組の一環として、企業経営者、知財部門責任者、国際標準化・研究開発部門責任者、研究者等を対象に、「Beyond 5G 時代に向けた新ビジネス戦略セミナー」シリーズ第4回を開催する。
■第4回セミナーの概要
・日時 :令和3年8月 25 日(水)17:15~19:15
・場所 :オンライン開催(URLは申し込み者に追って案内)
・参加費 :無料
・主催 :Beyond 5G 新経営戦略センター
・共催 :Beyond 5G 推進コンソーシアム 企画・戦略委員会
・概略
産業構造の大きな変革のなか、イノベーション創出のベースとなる標準や知財を取り巻く環境は激変している。
欧州産業の発展における標準必須特許(※)の重要性が増す中で、欧州委員会は、(1)「Action plan on IP」(2020年)、(2)「EU SEP Expert Group Report」、(3)2020年末から行われた5回の「SEPラウンドテーブルWebinar」など、専門家や利害関係者を巻き込んだ取組みを行ってきた。
今回、欧州委員会でこれら活動の中心となったVan Rooden 氏、EU SEP Expert Groupで企業の立場から中心的役割を果たしたRuud Peters 氏の二人のスピーカーを迎え、欧州におけるSEPを巡る課題とその解決の方向性についての講演後、日本として企業としてどう臨むべきか、そのヒントについて議論する。
※標準必須特許:Standard Essential Patent(SEP)
<登壇者>
講演者
(1)Ms.Adriana Van Rooden氏
IP Policy officer EU DG GROW(※欧州委員会成長政策当局)
(2) Mr.Ruud Peters氏
CEO at Peters IP Consultancy B.V.(前フィリップス社知財責任者)
*講演(1)及び(2)は同時通訳付き
モデレーター
・二又 俊文氏
SEP研究会座長/東京大学未来ビジョン研究センターシニアリサーチャー
・日高 誓子氏
英国弁護士/Counsel Norton Rose Fulbright LLP
※講演、及びQ&A実施後、対談形式で、二人の講演から見えてくる事柄や、日本及び日本企業における課題とどう結びつけられるかを議論する。
セミナーへ参加希望者は、「別紙PDF 参加申込みについて」を参照の以下URLより申込が必要。
URL:https://www.soumu.go.jp/main_content/000763519.pdf
※申込期限:令和3年8月 20日(金)18時(厳守)
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)