京都市、働き方改革の一環で、職員パソコンの自動シャットダウンシステムを導入[ニュース]
京都市は,職員のパソコンを一定時刻に自動的にシャットダウンさせるシステムを導入する。
定時退庁日と定めている毎週水曜日は午後7時、その他の平日は午後9時を超えると、時間外勤務の承認を受けていない職員のパソコンは自動的にシャットダウンされることになる。
限られた時間の中で成果を上げる「生産性の高い働き方」への意識転換を推進するとともに,RPA等のデジタル技術を活用した業務効率化や,内部管理事務の見直し,庁内の意思決定の迅速化など,行政事務の徹底した合理化を全庁的に加速させる。また、同時にこれらの取組により,現在策定中の行財政改革計画に掲げている「時間外勤務手当の令和元年度比2割縮減」(一般会計で年間約7億円の削減効果)を推進する。
まずは6月23日(水)に実施を開始し、しばらくは水曜日のみの試行導入とし、その後7月12日(月)からは全曜日に対象を拡大する。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)