熊本県、睡眠障害の予防に着目した睡眠調査・啓発事業を実施[ニュース]
熊本県は、スリープテック事業を展開する株式会社ニューロスペースと「睡眠意識調査等事業」の取り組みを開始する。
㈱ニューロスペースでは、2021年3月に富山県においても、県民の睡眠満足度恒常を図るための「とやま快眠サポート事業」を実施しており、データをもとに様々な睡眠の改善に関わるソリューションを開発・提供している。
熊本県は、地域の健康課題の見える化やその対策検討のため、産官学連携組織「人生100年くまもとコンソーシアム」を2020年8月に設立している。これまでのコンソーシアムの分析から、4つの課題疾病である循環器疾患、精神・神経疾患、骨折、糖尿病を選定し、それぞれに対する施策を進めている。
今回は、そのうちの「精神・神経疾患」への施策として、睡眠障害の予防に着目し、熊本地震の影響があったエリアからモデル町を選定し、睡眠実態調査と、睡眠改善の施策実証を実施する。
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)