神戸市、行政支援獲得サポーターを創設[ニュース]
兵庫県神戸市は国や県などが提供している補助支援の相談対応を行う「行政支援獲得サポーター」を創設し、募集を開始した。
アーティストや事業者向けに様々な補助支援が発表されている。しかし、自分が「どんな支援を受けられるのか」「どのように活用してよいか」「そもそもよくわからない」など申請に至らず、諦めてしまう人がいることが課題であると神戸市では認識していた。
そこで神戸市では新たに「行政支援獲得サポーター」を創設。本制度は、支援内容に詳しい人や申請経験がある人などを、神戸市の副業人材パートナーとして迎え、相談希望者が「オンラインで相談」できる仕組みとなる。
主な概要は次の通り。
【求める人材】
・文化芸術分野
①資格の有無は問わず
②文化芸術分野の事業計画の立案、補助金申請に詳しい人
・産業振興分野
①中小企業診断士や行政書士等の資格を有し、補助金等の申請実績を多く有している人
②産業振興分野における支援機関等での勤務実績があり、窓口相談の経験が豊富な人
【募集人数】
10人程度(各分野5人程度)
【募集期間】
令和3年6月24日(木曜)から令和3年7月23日(金)まで
※締め切りは募集業務によって異なる。
【業務内容】
(1)相談希望者とのオンラインMTGによる相談受付
・補助金等の受給希望者の状況把握
・事業計画立案のサポート
・支援制度の申請書の書き方に関するアドバイス など
(2)神戸市との情報共有など
【勤務条件】
(1)勤務場所:原則として、登庁を伴わないオンラインでの業務
(2)勤務時間:勤務時間の設定はなし
(3)契約形態:業務委託
(4)報 酬:オンライン相談1件につき5,000円
【応募方法】
株式会社クラウドワークスのサイトから申し込み。
https://start.crowdlinks.jp/kobe
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)