神戸市、サイバーエージェントとAIによる電話問合せの自動化に向け実証実験を開始[ニュース]
兵庫県神戸市は、2022年1月11日(火)10時より、税関連の電話問合せ窓口の自動化に向けて、サイバーエージェントの官公庁・自治体のDX推進支援を行う専門開発組織「GovTech(ガブテック)開発センター」が提供するAI電話自動応対サービス「税の窓口AI電話エージェント」を導入し、実証実験を開始する。
これまで神戸市が、市税に関する多くの電話問い合わせに職員や総合コールセンターのオペレーターが対応しているが、今回「所得・課税証明書」をはじめ、取得方法や窓口案内など一般的・定型的な問い合わせに自動化対応する。24時間365日いつでもAIによる応対でスムーズな電話応対を実現し、利用者サービスの向上と業務の効率化を目指す。
また、複数回線の同時接続によって待ち時間なく電話接続が可能となるため、コストを抑えながら、利便性および満足度の高い住民サービスの構築を図る。
税関連の電話応対にAI音声対話サービスを導入するのは、全国初の取り組みとなるという。
神戸市によると(※)、自治体業務の中でも税業務は複雑・多様で、自動化には課題も多くあるが、サイバーエージェントからのサポートを得て、最初から100%の完成形を目指すのではなくアジャイル型で実験を行っていくとのことだ。
※サイバーエージェント プレスリリースより引用
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27158