加古川市、「オンライン申請」と「くらしの手続きガイド」の運用を開始[ニュース]
兵庫県加古川市は9月1日から、「オンライン申請(スマート申請)」と「くらしの手続きガイド(スマートナビ)」の運用を開始する。
加古川市では令和2年度の職員提案をきっかけに、今年4月から「窓口業務改革推進係」を設置。若手職員を中心にアイデアを出し合い、今回導入する「オンライン申請」「くらしの手続きガイド」をはじめ、窓口状況混雑ナビの導入やフロアサインの改善など、市民の利便性向上のための取り組みを進めている。
オンライン申請(URL)はスマートフォンからマイナンバーカードを用いて、住民票の写しや印鑑登録証明書などの交付申請や転出届といった手続きができるようになるもの。専用サイトから申請フォームに必要な情報を入力することにより、市役所に出向くことなく、各種申請書(※)を取得することが出来る。なお、本オンライン申請は、株式会社グラファーの「Grafferスマート申請」を利用している。
※ 住民票の写し、戸籍の附票の写し、戸籍謄抄本、除籍の謄抄本、改製原戸籍の謄抄本、身分証明書、独身証明書、印鑑登録証明書、転出届に対応。
くらしの手続きガイド(URL)は引越しや結婚、妊娠・出産などのライフイベントに関して、パソコンやスマートフォンから簡単な質問に答えるだけで、個人の状況に応じた必要な行政手続きや持ち物、窓口を確認することが可能となるサービス。「どのような手続きが必要か」「どの窓口に行けばよいか」「持ち物は何か」にわかりやすく丁寧に答えることで、市民の利便性向上に寄与するだけでなく、市民からの問い合わせ件数を削減することで職員の事務負担軽減に繋げることが狙いとなっている。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)