福岡市、高齢者等の見守りサービス開始[ニュース]
福岡市は、スマート見守りプラットフォームを提供する株式会社ottaがサービス基盤を提供する九州電力送配電株式会社の見守りサービス「Qottaby(キューオッタバイ)」にて、高齢者及び認知症の方を対象とした見守りサービスを12月7日より開始した。
「Qottaby」は、otta社が開発・運営するスマート見守りプラットフォーム“otta”を利用したIoT技術を活用した見守りサービスで、2019年10月より福岡市全小学校の児童を対象に子ども向け見守りサービスを提供している。この子ども向け見守りサービスで構築した見守りネットワークを活用して、新たに高齢者及び認知症の方を対象として見守りサービスを開始した。
<BLE見守りサービスの概要> https://www.otta.me/products/
BLE見守りサービスは、行政や地域企業・地域住民と連携して街中に見守りスポットを設置するとともに、指定のアプリをインストールした市民(見守り人)やタクシー(見守りタクシー)を組み合わせた見守りネットワークを使うことで、専用見守り端末を所持する子供や高齢者を見守ることができるサービス。スマート見守りプラットフォームを活用した高齢者等の見守りサービス導入事例としては、福岡市は全国で2都市目となる。
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)