福知山市、浸水検知センサを通じてLINE通知を行うシステムを導入[ニュース]
京都府福知山市は浸水検知センサを通じてLINE通知を行うシステムを導入した。
この度福知山市が導入を行ったのは、亀岡電子株式会社が開発を行った、セルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)。任意の場所に設置したセンサが浸水を検知すると、あらかじめ登録したユーザーを対象にLINEでお知らせするとともに、地図上で浸水地点を見える化するものとなる。
※ セルラー通信では、4GやLTEなどの回線を利用。Wi-Fi通信と区別するために用いられる。
福知山市は、2019年7月からセルラー通信式浸水検知センサ開発のための実証実験に協力しており、この度令和3年度予算にて正式導入に至った。現在、福知山市内23ヶ所にセンサが設置されているが、今後も福知山市内各自治会の要望を聞き、さらに設置個所を増やす予定となっている。
LINEメッセージに添付されているURLをクリックすると、「浸水アラートマップ」が開き、浸水している地点が一目で分かるようになっている。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)