福知山市、廃校の活用アイデアをAIと考える「地域アイデアワークショップ」開催[ニュース]
京都府福知山市は9月6~7日、廃校の活用アイデアをAIと考える「地域アイデアワークショップ」開催する。
全国的に少子化等により学校の統廃合が進むなか、福知山市では、2012年度から2020年度までに16校が閉校している。福知山市では、民間事業者による廃校の活用を進めており、既に3つの廃校での取り組みが始まりつつある。
2021年度は「廃校リノベーションバージョンアッププログラム」として、計5つのプログラムを予定しており、本ワークショップは、7月に開催した「福知山廃校マッチングバスツアー」に続く第2弾となる。
地域アイデアワークショップでは、少子化等により統廃合が進む小学校の利活用を進める目的で、IT企業のTIS株式会社と株式会社博報堂が共同開発した発想支援クラウドサービス「AIブレストスパーク※」を利用し、廃校の活用アイデアをAIと考えていく。
※ AIブレストスパークは、株式会社博報堂支援のもとTIS株式会社が2019年に開発した、発想支援クラウドサービス。博報堂が実践しているアイデアを生み出すコツをAI(人工知能)に搭載したもので、誰もがそのノウハウを実践できるように設計されており、「言葉をランダムに結合して新しい概念を無数に生成する」「他人アタマで考える」などの機能がある。
ワークショップの概要は次の通り。
【テーマ】
福知山の魅力を発見し、その魅力を高めるためのアイデアを、廃校活用に向けて自由に考える。
【日時】
1日目:2021年9月6日 (月) 13:00~18:00
2日目:2021年9月7日 (火) 13:00~18:00
【会場】
1日目:市民交流プラザふくちやま 3階 市民交流スペース (福知山市駅前町400)
2日目:京都銀行 福知山支店 2階 会議室 (福知山市末広町1丁目21)
【参加者】
廃校への進出可能性のある事業者、福知山公立大学生、福知山市職員
【プログラム】
1日目:オリエンテーション、座学、グループワーク※終了後、宿題あり
2日目:グループワーク、発表、フィードバック大会、振り返り
【ファシリテーター】
株式会社博報堂、TIS株式会社、株式会社そもそも
【主催】
福知山市、株式会社京都銀行
【協力】
京都北都信用金庫
また、本ワークショップ開催にあたり、参加企業を募集している。
【対象者】
廃校等への進出可能性のある企業
【参加条件】
1日目と2日目の両日への参加ができること
【定員】
15名(先着順)
【参加費】
無料
【申込方法】
2021年8月31日(火)までに、Email(kankoutiiki@kyotobank.co.jp)
またはFAX(075-371-9307)にて「京都銀行 公務・地域連携部」まで申し込み。詳しくはホームページへ。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)