網走市、2020年度の行政手続オンライン化状況を公表[ニュース]
北海道網走市は、2017年10月から施行された「網走市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例」第8条の規定に基づき、5月20日に同市のホームページ上で、行政手続きのオンライン化状況(2021年4月1日現在)を公表した。
同市の行政手続きの中で、オンライン化を実施している手続は下記のとおりである。
※( )は、業務所管課
・児童手当に関する手続等(健康福祉部子育て支援課)
・児童扶養手当に関する手続等(健康福祉部子育て支援課)
・保育に関する手続等(健康福祉部子育て支援課)
・母子保健に関する手続等(健康福祉部健康推進課)
また、それぞれの手続きのオンライン利用状況は下記のとおりである。
出典:網走市HP
現在国をあげた行政サービスのデジタル化に向けた取り組みが進められているが、その進展は地域特性により多種多様であること。そして、住民への確実な認知や、サービスの利便性がしっかりと住民に理解されることが、普及の大前提であること。また、行政手続の望ましいチャネルがどうあるべきかについて、議論の余地があることを、改めて認識させられる状況であるともいえる。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)