東京都多摩市、23年7月より新たなDXサービスをスタートさせる[ニュース]
東京都多摩市は、2023年7月より新たな取り組みをはじめる。企業や市民など、幅広い地域住民の活躍を願い「誰でも新しいチャレンジができるまち」をコンセプトに掲げ、まちの便利アプリ「HERO」を導入する。
住民同士が身近になるアプリ「HERO」導入
多くの人々が触れ合う機会を作り、必要に応じて多様なサービスを利用できるプラットフォームが株式会社GreatValueが展開する「HERO」だ。世代間の交流やつながりを広める目的で導入を決めた。
地域通貨機能や助け合いに応じたポイント付与など、ユニークな機能で住民の交流とスマートシティの構築を実現する。また、オープンデータの活用や地域コンテンツ支援など、地域住民が楽しんで使える機能を搭載している。
2023年3月には、展示イベント「タマテク」を開催。多摩市長をはじめ約2,000名が来場し、市民のテクノロジーに対する関心の高さが伺えた。多くのスタートアップが提供したテクノロジーサービスに触れることで、DX導入のハードルを下げることに成功した。
東京都多摩市のスマート推進内容
東京都は行政とスタートアップが手を組み、便利で快適な都市の構築を実施している。多摩市は多摩センターを中心にスマートシティを推進し、地域住民の意見を取り入れた将来ビジョンの策定とDXの導入を展開。また、市役所の業務効率化と住民の利便性を高めるため、行政手続きにおけるオンライン化も推進している。
(執筆:デジタル行政 編集部)