徳島県、ICT教育を全県立高校に3年連続導入[ニュース]
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徳島県は、全県立高校においてICT教育サービスの「Classi」を3年連続導入した。県は独自の施策で、国の補助金対象外である私立高校・県立高校・特別支援学校高等部においても生徒に1人1台の端末を整備し、ICT教育に力を入れている。
過去2年の導入で学力向上や学習習慣定着などの効果があり、今回3年目の導入につながった。
徳島県のICT教育
県独自のGIGAスクール構想を持つ徳島県は、生徒全員に用意した端末を積極的に活用し、多様な個性をもつ子どもたちを誰一人取り残さず、個別に最適化した教育の実施を目指す。
また、全国でもトップクラスの学校ICT環境を整備し、動画教材を活用した教育や、web会議を利用し海外とのやり取りを通じて国際感覚を育成する教育を行っている。教員のICT導入も進んでおり、文科省が2021年に実施した調査では、教員のICT活用力が全国2位となった。
県立高校での実績
過去2年間の導入では、システムを活用した校内学習イベントの実施や、自主学習を促すための動画を配信した学校が多い。生徒が楽しみながら学習に取り組む姿があり、学力向上の一助となった。
徳島県はシステムを3年連続導入し、個別最適化した教育の強化に意欲を高める。
（執筆：デジタル行政 編集部）