福岡県北九州市が寄付基金『Policy Fund』を活用したパッケージプロジェクトを開始

全国初となる試みとして、福岡県北九州市が行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov』と寄付基金『Policy Fund』を活用したパッケージプロジェクトを開始した。「北九州市には、次にどんなアクションが必要だと思いますか?」をテーマに、意見を募集した。
本プロジェクトでは、『PoliPoli Gov』を通じて市民の意見を集め、その意見に基づき『Policy Fund』を活用して政策提言を進める。意見募集の期間は2025年1月16日から2025年2月28日までとなっている。
北九州市が『PoliPoli Gov』と『Policy Fund』を導入した背景
この背景には、2024年3月に策定した「北九州市・新ビジョン」がある。この新ビジョンに基づき、北九州市の可能性を最大限に活かすため、市民が感じる課題や必要なアクションを収集し、それを産学民で共有するために『PoliPoli Gov』の活用を決定した。また、市民から寄せられた意見を迅速に具体化するため、『Policy Fund』を活用し、政策の実現を支援する。
『PoliPoli Gov』とは
『PoliPoli Gov』は、市民と行政が共に社会を創るための「政策共創プラットフォーム」であり、誰でもオンラインで気軽に行政にアイデアを届けることができる。デジタル時代に即した広聴の仕組みを提供し、市民一人ひとりの暮らしに貢献することを目的としている。

今後の展望
今後、北九州市は『PoliPoli Gov』を通じて住民との政策共創を推進し、市民の意見を行政の施策に反映させることで、より良い街づくりを目指していく。
(執筆:デジタル行政 編集部)