奈良県奈良市、現地決済型ふるさと納税をスタート[ニュース]
2024年11月、奈良県奈良市は現地決済でふるさと納税ができるサービス「ならふる」を導入した。
当サービスは、東京都の株式会社サイモンズがシステム管理を行う奈良市公式アプリ「SHIKA no ASHIATO」に新たに追加される。
概要
本サービスは、「街で使える」に重点を置いた新たなふるさと納税サービス。
これまでふるさと納税による恩恵を受けられなかった、奈良市内の飲食店・各観光施設で使える「ならふるポイント」を寄附者に発行する。
市外からの観光客は、寄付によって得たポイントを観光消費における支払いに充当することで、旅行代金を節約したり贅沢な体験を享受したりできるメリットがあり、観光消費額向上への貢献が期待される。
また、「ならふるポイント」の受け皿になる参加店は、利用金額の15%に相当する観光促進支援金がもらえる仕組みが採用される。
サービス詳細
今回導入された「ならふる」は、「SHIKA no ASHIATO」アプリを経由して寄附が可能。
寄付金額に応じて、3割相当の「ならふるポイント」がその場で発行される。
このポイントは、宿泊費や飲食代などの支払いにおいて、1ポイント1円相当で充当が可能。
ならふるポイントが使える店舗は11月15日現在で飲食店を中心に41店舗。
奈良市は今後も拡大を予定している。
(執筆:デジタル行政 編集部)