愛知県半田市、「tetoru」の自治体連絡機能を導入[ニュース]
愛知県半田市の教育委員会は、小中学校における保護者に向けた連絡サービスである「tetoru」の自治体連絡機能を市内の学校20ヶ所に導入した。
当サービスは、東京都新宿区のClassi株式会社が提供するもの。
システム概要
tetoruは、2022年4月にリリースされたコミュニケーションツールで、「手と手をとりあう」のコンセプトのもと、学校と保護者のつながりを強化する。
学校現場の業務効率化および教育の質向上が目的のサービスで、学校から保護者への連絡機能は無料で利用可能。
オプションには教育委員会からの一斉連絡機能があるほか、令和7年4月からは集金機能の実装も予定される。
自治体連絡機能によって、教育現場の費用削減や業務効率化、確実な情報伝達を可能にする。
導入の効果
システムの導入によって、教育委員会から保護者へと直接情報を提供できるようになった。
これによって、緊急時における迅速な情報共有・重要な情報の確実な伝達が実現される。
また、デジタル化によって、紙を用いた伝達物の削減による環境負荷軽減や、配布作業削減・教職員の負担軽減も期待される。
また、保護者や児童が紙の資料を紛失する心配もなくなったため、長期にわたって正確な情報を伝えやすくなった。
(執筆:デジタル行政 編集部)