山口県、県庁にリモートアクセスサービス「moconavi」を導入[ニュース]

山口県、県庁にリモートアクセスサービス「moconavi」を導入[ニュース]

山口県庁は、職員の業務効率化や働き方改革の推進を目指して、リモートアクセスサービスの「moconavi」を導入した。
当システムは東京都千代田区の株式会社レコモットが提供するもので、スマートフォン・タブレット・PCなどの端末から、社内システムやクラウドサービスにアクセスできるようにする。
スマートフォンとの連携によって、シームレスにコミュニケーションができる環境を構築する。

導入経緯

山口県の行政主体である山口県庁では、従来は貸与PCによるリモートアクセスシステムが採用されていた。
当時、職員がPCを持ち帰って利用するためには、その都度申請が必要で、退庁時にコミュニケーションを取る際は音声通話が利用されていた。
この方法は、業務の即応性が低く、非効率的だという課題がある。
今回県庁は、行政DX推進のために「moconavi」を採用し、個人が所有するスマートフォンを利用した業務環境を構築した。

導入の効果

「moconavi」導入によって、場所・時間に関係なく資料を確認できる環境が構築され、業務の即応性が向上した。
また、退庁後も庁内の職員用ポータルやサーバーの利用が可能になった。
県庁の外でもメールや予定を確認したり、ファイルへアクセスしたりすることが可能になったことで、利便性・業務効率が大きく向上したといえる。

(執筆:デジタル行政 編集部)