群馬県、「Web3コミュニティ(DAO)による地域課題解決実証事業」をガイアックスに委託[ニュース]
群馬県は「新・総合計画」に基づいて、地域課題解決のために自律分散型組織(DAO)を活用する実証実験を計画した。
この度、ガイアックスが「Web3コミュニティ(DAO)による地域課題解決実証事業」の入札案件にて落札し、本事業について群馬県から正式に受託した。
事業概要
本事業は、群馬県における地域の自律的活性化を進めることが目的。
web3技術を活用したDAOの構築・運営を通じて、地域住民の参加や地域課題解決への貢献を目指す。
具体的に行われるのは、以下の取り組み。
1.DAOの設計・運営
地域課題解決に貢献する目的でDAOを設計し、県内の地域活性化を推進。
コミュニティ運営のサポートや、暗号資産を利用したインセンティブの設計を実施する。
2.成果発表の企画・運営
DAOによる成果をまとめて、年度末に成果発表を開催。
成果は発表後、アーカイブとして保存予定。
3.資産の管理
DAO運営に必要なセキュリティを確保し、管理体制を整える。
今後の展望
本事業は、2024年10月~2025年3月の期間で実施される。
事業を通じて地域に関わる人々が協働し、地域の課題について解決策を模索することによって、地域の活性化・持続可能な発展に貢献することが期待される。
また、今年度の事業をモデルケースとして、次年度以降の県内の地域活性を図る活動を行う見通しもある。
(執筆:デジタル行政 編集部)