三重県志摩市、スポーツDXによる地域コミュニティ活性化を目指した実証を開始[ニュース]
三重県志摩市は、西日本電信電話株式会社三重支店と株式会社NTTSportictに対して、スポーツDXに関する協定を締結した。
その協定とは「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化を目指した取り組み『マチスポ』に関する包括連携協定」だ。
協定の目的
志摩市は、「生涯スポーツの振興」「スポーツ施設の整備・充実」「スポーツ団体等の育成・支援」の3つを基本目標として、生涯スポーツ社会実現に向けてさまざまな方策を展開している。
今回、NTTSportictと西日本電信電話株式会社が共同で展開するスポーツDXを活用したまちづくり「マチスポ」を取り入れた。
今後はマチスポを軸としながらスポーツDX分野において3者が連携・協力関係を築き、地域課題を解決する取り組みを推進し、地域社会の発展やサービス向上を目指す。
取り組み
今回の協定締結を受けて、志摩市では市内の公共施設や市内の小中学校の体育館などへスポーツDXソリューションを展開。
スポーツを起点としたまちづくりを推進する予定だ。
DXソリューションを導入する施設の1つである長沢野球場では、試合をAIカメラで自動撮影してライブ・アーカイブ配信し、オンラインでの応援が行える仕組みを導入する。
これらの施策を通じて、志摩市ならではの特色を持つ、スポーツを活かしたまちづくりを目指す方針。
(執筆:デジタル行政 編集部)