兵庫県三木市、自治体向け生成AIの利用を開始[ニュース]

兵庫県三木市、自治体向け生成AIの利用を開始[ニュース]

兵庫県三木市は、株式会社イマクリエのサポートを受け、行政向けのChatGPTサービス「exaBase 生成AI for 自治体」を導入した。
当サービスを利用することで、自治体の業務効率化やDX推進の加速が期待される。

導入の経緯

三木市では、生成AIの導入を以前から検討していた。
導入にあたっては、「高度なセキュリティ環境」「ChatGPT3.5の利用が無制限」「ChatGPT4.0Turboの最新生成AIの利用およびデータ連携機能を利用できる」ことを条件としていた。
今回導入した「exaBase 生成AI for 自治体」は、これら3点を満たしたサービスだ。
また、兵庫県庁にて導入実績があることや、職員向け研修の実施や問い合わせ窓口の常設などのサポート面も評価され、導入に至った。

導入サービス概要

今回導入されたサービスは、株式会社Exa Enterprise AIによって提供される、行政向け生成AIサービス。
⾼度なセキュリティを有する行政専用ネットワークである「LGWAN」に対応している。
また、⾏政機関に適したライセンス体系を採用しており、利用アカウント発行数は無制限。
最⼤同時アクセス数に応じて、課⾦体系を選択できる。
⾏政機関向けにプロンプトのテンプレートが用意されていることも特徴。

(執筆:デジタル行政 編集部)