愛知県高浜市、自治会・町内会の課題解決を目的とした実証実験を開始[ニュース]
2024年8月、愛知県高浜市は名古屋市のバイザー株式会社と共同で、自治会や町内会における課題の解決を目標とした実証実験を開始した。
当実証実験は、2025年リリース予定の自治会や町内会の運営を支援するシステム「CHIKUWA!」を利用したものだ。
背景
近年、全国の自治体で地域の自治会や町内会の存続が難しくなり、さまざまな問題が浮上している。
高浜市においては、町内会加入率の減少や町内会活動による住民への負担、役員の担い手不足などが問題視されている。
今回の実証実験は、「CHIKUWA!」を活用することで行政と自治会や町内会の連絡や活動をデジタル化し、自治体における課題解決の有効性を把握する。
実証実験への反応
実証実験において高浜市の人々が「CHIKUWA!」を利用した結果、利用時のイメージが掴めたという声や、業務負担軽減への効果発揮を期待する声が寄せられた。
割合としては、自治体での課題解決に有効そうだと答えた人は84%、実証実験でサービスの内容を理解できたと答えた人は100%を記録した。
今後高浜市は実証実験を続けながら、「CHIKUWA!」の機能に対してフィードバックを行う予定だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)