兵庫県加古川市、デジタル技術実証を全国から公募、行政手続きのIT化を図る[ニュース]
兵庫県加古川市では、課題解決型スマートシティの実現を目指し、デジタル技術を活用した技術実証の支援に取り組んでいる。
そこで、令和6年4月26日から5月17日の期間、全国から「加古川市情報通信技術等を活用した技術実証支援事業補助金」の提案を公募した。
その結果、xID株式会社の採択が決定し、兵庫県加古川市はこの技術実証への支援により、行政手続きのデジタル化の実現を目指す。
目的と概要
今回の技術実証への支援では、行政手続きにおける自治体職員の業務効率化および住民サービスの向上をテーマとしている。
デジタル郵送サービスの提供やオンライン上での手続きなど、行政と住民の接点強化を目指し、これまで紙をベースとしてきた作業のデジタル化を実証する。
兵庫県加古川市はこの取り組みを通じて行政事務の簡素化を図り、住民の利便性向上を目指す。
デジタル活用で課題解決に挑む加古川市
兵庫県加古川市では、行政情報アプリの提供や見守りサービスの導入など、デジタルを活用した住民の安心・安全を守る取り組みに力を入れている。
AIやICTを活用したサービスを展開し、地域課題を効率的に解決できるよう積極的にデジタル技術を取り入れる加古川市に、今後も注目である。
(執筆:デジタル行政 編集部)