徳島県阿南市、完全無人野球中継システム「DoublePlay」を常設、四国では初[ニュース]

徳島県阿南市、完全無人野球中継システム「DoublePlay」を常設、四国では初[ニュース]

阿南市は株式会社NTTSportictと提携し、AIスポーツ映像ソリューションである「​​DoublePlay」をJAアグリあなんスタジアムに設置した。四国の野球施設では初の事例である。
試合のライブ中継やアーカイブ配信のほか、利便性やサービスの向上を図りデジタル化社会の実現を目指す。

「DoublePlay」導入の背景

阿南市ではこれまで、野球で地域の活性化を促進する「野球のまち阿南」として多様な事業を展開してきた。そこで今回、さらなる事業活性化に向け、AIカメラを用いた完全無人野球中継システム「​​DoublePlay」を導入した。
今まで配信できなかった還暦野球や地域のスポーツが、DoublePlayの常設によって観戦できるほか、地方創生とデジタル社会の活性化を図る。

地域スポーツとデジタルの融合

DoublePlayの導入で、これまで会場に行かなければ観戦できなかった試合も、今後はスマートフォンやタブレット端末を用いて楽しめるようになった。さらに、選手はアーカイブ配信を利用し試合の課題や修正、相手選手の癖や戦略などを分析できることが特徴だ。
今後は阿南市にて開催される野球の試合を、市民のみならず全国のスポーツファンに届け、今まで以上に地域スポーツを盛り上げる。

 (執筆:デジタル行政 編集部)