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福岡県直方市、市民にリアルタイムで災害時情報を共有できるシステムを構築[ニュース]

福岡県直方市、市民にリアルタイムで災害時情報を共有できるシステムを構築[ニュース]

2024年6月、福岡県直方市はデジタル技術を活用して、大雨をはじめとした災害対応時における情報共有の円滑化を狙いとする取り組みを開始する。今回の取り組みは、現地の職員と市災害対策本部の間での情報共有を支援するもの。

概要

直方市は、以前から活用していた「GIS(地理情報システム)」と、今年度から正式導入されたノーコードツールである「Kintone」を組み合わせることで、情報共有アプリケーションを構築した。
災害時において現地で収集された情報は、適宜市民への情報発信も行い、災害時における情報共有の円滑化に寄与する。
現地の状況をリアルタイムで把握できるようにすることで、情報の錯綜や伝達不足を防止し、スムーズな意思決定を促進する狙いがある。
市民にとっても効果的な情報伝達が可能になり、ウェブブラウザからリアルタイムかつ直感的に情報をキャッチできるという利点がある。

詳細

共有する情報
1.避難所の開設状況(市内48箇所にある避難所の情報 避難者・避難世帯の数や混雑状況など)
2.現地の被害状況(被害状況や現地での対応状況、現地写真など)
3.市内22箇所に設置された水位センサーの状況

公開時期
災害発生時に市ホームページ・市公式LINEから専用URLを通達

(執筆:デジタル行政 編集部)