福井県内5市、法人向けクラウドストレージサービス「Everidays」を導入[ニュース]
福井市をはじめとする福井県内5市では、株式会社yetが運営する法人向けクラウドストレージサービス「Everidays」を導入した。福井県5市はこれにより、安全にファイルを受け渡せるだけではなく、誤送信やリスクの低減に加え、万全なセキュリティのもとクラウドストレージを利用できる。
「Everidays」の概要
現在、地方自治体における基幹業務システムの標準・統一化が課題であり、デジタル庁推進のもと国を挙げた取り組みが進んでいる。
そこで福井県内5市では、安全性が高く費用削減にもつながるクラウドストレージサービス「Everidays」の導入を決定した。ユーザー数無制限で利用できる法人向けサービスだ。
福井県内5市はデジタルへの普及を図るほか、複数の自治体での共同利用に取り組み統一化を目指す。
これまでの取り組みと今後の課題
福井県ではこれまでに、サーバーやハードウェアの共有に加え、グループウェアのクラウド化にも力を入れており、情報システムに関する開発や運用費削減にも取り組んできた。
今後は積極的なクラウドの導入で、県や県内市町との業務連携やシステムの共有化を目指し、各自治体で統一フォーマットの流通を図る。
福井県の今後のデジタル活用に期待だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)