広島県、モビリティデータ連携基盤を活用[ニュース]
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広島県は、東京都千代田区のSWAT Mobility Japan株式会社が提供する、モビリティデータ連携基盤を活用している。
本データ連携基盤は複数のデータを統合し、可視化や分析を行うもの。
背景
広島県では、持続可能な地域公共交通実現を目指し、データを活用して需要と供給に応じた交通体系を構築する仕組み作りに取り組んでいる。
今回の取り組みによってデータ活用の仕組みを県内で統一することで、技術的・費用的な負担を軽減できる。
また、簡単にデータ活用ができる環境を県が提供することでデータ活用人材の育成に寄与し、市町における交通政策立案を後押しする狙いもある。
モビリティデータ連携基盤概要
今回の取り組みでは、県内の市町でデータに基づく交通政策を立案できるように、公共交通における多様なデータの可視化・分析ができるモビリティデータ連携基盤を構築した。
今回の導入によって、交通政策の立案に必要なデータの不足、データを分析するノウハウの不足の解決が期待されている。
本データ連携基盤の導入後は、1クリックで交通データや人流データなどを可視化・分析できるようになる。
また、本データ連携基盤にはデータのアクセス範囲を設定できる機能も備えており、交通事業者も利用できる。
（執筆：デジタル行政 編集部）