愛知県小牧市、交通違反データを活用し事故削減に向けた実証実験を開始[ニュース]
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愛知県小牧市は、ジェネクスト株式会社と協働し、交通事故削減を目的としたプロジェクトを開始した。ジェネクスト株式会社が開発した道路交通法の違反検知アプリ「AI-Contact DATA（アイ・コンタクトデータ）」を活用する。このアプリを通じて道路状況を把握し、効果的な対策の検証に挑む。そして啓蒙活動や交通安全につなげ、行政課題の解決を目指す。
概要
小牧市は、高速道路や空港など、主要な交通を数多く要する内陸工業都市だ。一方、交通安全に関する情報不足が課題であり、危険な場所を示すデータの活用が求められている。
そこで小牧市は、交通違反マップのデータを活用し、有効な安全策を見出す実証実験を実施することにした。走行データを元に、スピードの超過や急ブレーキの発生場所などを可視化する。また、渋滞の発生場所や交通量の増加が、季節や時間で変動する実態を把握することで、効果的な課題解決に挑む。
今後に向けて
交通安全への取り組みは各自治体が抱えている課題であるため、今回の実証実験は非常に注目度が高いと考えられる。今後の成果次第では、実証実験を導入する自治体が増加するだろう。
テクノロジーと協働の力で課題解決に挑むプロジェクト「KOMAKI Innovation Challenge」に力を入れている小牧市に期待が集まる。
（執筆：デジタル行政 編集部）