福生市、子育て支援カードをリニューアル デジタル化で利便性向上と業務効率化へ[ニュース]

福生市、子育て支援カードをリニューアル デジタル化で利便性向上と業務効率化へ[ニュース]

東京都福生市は、市で発行している「ふっさ子育てまるとくカード」のリニューアルを実施した。カードのデジタル化と専用サイトの開設により、福生市はサービスの利便性向上と業務効率化を実現する。

リニューアルの背景

「ふっさ子育てまるとくカード」は、福生市が市内の子育て世帯を支援するために発行しているカードだ。協賛店でカードを提示すると、割引やプレゼント贈呈などのサービスが受けられる。しかし、そのカード協賛店について福生市は以下の課題を抱えていた。

  • 市民が、カード協賛店の場所や特典の内容を簡単に調べられない
  • 店舗が協賛店になるための手続きが、紙および郵送になる
  • 自治体が協賛店の店舗登録を承認する際、手続きが紙に限定される

市民・協賛店・自治体それぞれの利便性向上のため、福生市はスパイラル株式会社の支援のもとでペーパーレス化を推進し、今回のリニューアルに至った。

カードのリニューアル内容

リニューアル内容は以下の2点だ。

  • カードを電子化し、福生市LINE公式アカウントからの利用に変更した
  • 専用サイトを開設し、Web上で協賛店の検索や店舗の登録・更新が可能になった

リニューアルによってペーパーレス化が実現し、市民の利便性向上や協賛店・市役所の業務効率化などの効果が見られている。

福生市は、デジタル化を通して市民・協賛店・自治体それぞれが使いやすいシステムの構築を目指す。

(執筆:デジタル行政 編集部)