三鷹市、デジタル商品券の購入申し込みを開始 地域ポイントアプリを活用し地域経済の活性化図る[ニュース]
東京都三鷹市は、2024年4月12日から「みたかデジタル商品券」の購入申し込みを開始した。フェリカポケットマーケティング株式会社が提供する「みたか地域ポイントアプリ」を活用することで、地域経済の活性化を図る。
デジタル商品券の概要
みたかデジタル商品券は、三鷹市がデジタルで発行するプレミアム付き商品券だ。物価高の影響を受ける三鷹市民への支援を目的に販売される。プレミアム率は20%で、購入した商品券の利用には「みたか地域ポイントアプリ」を使用する。
また、今回の取り組みにおいて、三鷹市としては初めて「デジタル商品券のみ」を販売する。利用者と参加店舗の双方での利便性向上・負担軽減が狙いだ。デジタル商品券の利用に不慣れな市民に向けては、操作講習会・サポート窓口の開設などを予定している。
みたか地域ポイントとは
みたか地域ポイント(みたポ)は、市内のボランティア活動・イベント等に参加することで得られる地域通貨だ。三鷹市においてコミュニティ活動への参加者が減っていることを背景に、地域コミュニティ・地域経済の活性化を目指して導入された。活動の参加時間に応じてポイントを獲得でき、記念品の交換や、公共施設利用料の支払い等に利用できる。
三鷹市は「みたか地域ポイント」や「みたかデジタル商品券」を活用し、市民のコミュニティ活動と消費活動を支える。
(執筆:デジタル行政 編集部)