三重県桑名市、ホームページに「フェアナビ」を試験導入[ニュース]

三重県桑名市、ホームページに「フェアナビ」を試験導入[ニュース]

三重県桑名市は、株式会社eiicon・合同会社KANNONと共同で、ウェブアクセシビリティ向上を目指すための実証実験を開始した。これに伴い、桑名市公式ホームページではKANNONが提供するプラグイン型サービス「フェアナビ」の試験導入が決定した。

背景

桑名市では、「デジタルファースト宣言」のもと、持続可能な都市を目指してさまざまな取り組みを実施してきた。そのうちの1つとして、2024年1月に開催したくわなスタートアップサミット「開国〜KAIKOKU〜」において、「フェアナビ」の機能と桑名市公式ホームページへの導入がよって発表された。

当サービスでは、年齢や障害の有無などに関係なく誰もがウェブサイトの情報にアクセスできるようにすることを実現する。「フェアナビ」を自治体ホームページ全体に導入する試みは全国で初となる。

実証実験概要

今回行われる実証実験は、「フェアナビ」の呼び出しボタンを桑名市ホームページにおける全てのページに配置するものだ。これにより、桑名市ホームページのウェブアクセシビリティ向上を図る。

また、視覚障害を持つ市民へのヒアリングやニーズの検証などを行い、機能向上も目指す。実証実験の期間は2024年9月までを予定している。

(執筆:デジタル行政 編集部)