宮崎県都城市、出産・子育て応援給付金をデジタル化[ニュース]

宮崎県都城市、出産・子育て応援給付金をデジタル化[ニュース]

宮崎県都城市は、出産や子育てに関する給付金のデジタル化を決定した。今後の給付には、地域通貨アプリである「regionPAY」が活用される。出産・子育て応援給付金の給付にregionPAYを使うのは、都城市が全国で初となる。

概要

今回の取り組みは、国が提供する出産・子育て応援給付金の給付に地域通貨アプリ「regionPAY」を活用するものだ。また、ミートツーリズム事業において給付されているミート券にもregionPAYを活用する。

デジタル化された出産・子育て応援給付金は、都城市が指定した店舗において利用可能だ。現金と比較して利用店舗・用途が限定されることで事業目的に沿った給付が実現するほか、地域経済の活性化にもつなげられる。

出産・子育て応援給付金の詳細

今回の取り組みにおける出産・子育て応援給付金は、2024年4月1日より開始されている。「regionPAY」アプリをスマートフォンにインストールし、「みやこのじょうすくすくPay」を選択することで利用できる。

また、給付金の対象は以下のとおりだ。

  •  妊娠届出時に市と面談した妊婦
  • 出生届出後、市と面談した子どもの養育者

妊婦一人、及び子ども一人につき5万円相当のポイントが給付される。給付されたポイントは、338店舗(2024年4月26日時点)において利用可能だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)