熊本県大津町、「Digi田(デジでん)甲子園2023」本戦出場[ニュース]
2023年8月から、国は「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて『Digi田甲子園2023』を開催した。熊本県大津町は『Digi田甲子園2023』の予選を通過し、町としては唯一となる本選出場を果たした。
大津町の取り組み
大津町では、デジタルデバイド対策の一環として、株式会社ソフトバンクとの連携によるスマホ教室を開催している。この取り組みは通信ネットワークと車両を活用したものだ。
車両の定員は3人であり、車が通れる場所であればどこでも開催できる。講師は4G通信によってオンラインで説明する。車にはドライバーのほかに2人の支援員がいるため、問い合わせや相談にも対応可能だ。
当教室は地域の高齢者や身体に障がいがある人にも参加しやすく、短い間隔で多くの回数開催できることも利点といえる。地域と連携して、「参加者が行くのではなく教室に来てほしい」というニーズに対応して開催していることも特徴だ。
Digi田(デジでん)甲子園とは
Digi田甲子園とは、地方公共団体や民間企業などが、デジタルの力によって地域の課題解決や地方創生などに取り組む事例を募集し、優れたものを表彰する取り組みだ。『Digi田甲子園2023』のインターネット投票は、2024年2月18日まで行われた。
(執筆:デジタル行政 編集部)