明和町、アバターが特産品を紹介するECサイト開設で地方創生[ニュース]

明和町、アバターが特産品を紹介するECサイト開設で地方創生[ニュース]

三重県明和町はアバター、生成AIなどのデジタル技術を使用したECサイトでの特産品販売を開始した。地方創生を目的とする「めいわデジタルプロジェクト」の一貫として取り組みを進めている。

明和町オフィシャルアバターが特産品を紹介

明和町が開設したECサイト「よなこる」では、明和町のオフィシャルアバターが利用者の買い物をサポートする機能が公開予定だ。商品説明、おすすめ商品、商品に込められた想いなどをアバターが紹介する。

アバターはかつて明和町で暮らし、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた「斎王」が身に着けたとされる十二単を着用している。明和町の歴史を反映したアバターで特色を出す試みだ。

メタバース空間でVtuber体験、生成AIのおえかき体験などが楽しめる「デジタルめいわフェス」や、町長と町民のアバター座談会などで地方創生を盛り立てる。

「めいわデジタルプロジェクト」の推進

明和町による「めいわデジタルプロジェクト」は令和5年度より開始され、アバターやメタバース、AIなどを用いて地方創生を推進している。

先進技術を活用して観光や教育産業などの振興を図る。明和町の歴史や特産品を取り入れた独自アイテムの開発で交流人口の拡大を促進、新しい働き方の提供など取り組みは幅広い。

(執筆:デジタル行政 編集部)