埼玉県北本市、保育現場をDXで革新[ニュース]
埼玉県北本市は、人手不足が課題となっている保育の現場にデジタル技術を導入することで課題解決を図っている。令和5年1月には、市内4ヶ所の施設に大画面ミーテイングボードを導入した。
概要
北本市では、市内3ヶ所の全公立保育所、および児童発達支援センターに、大画面ミーティングボードを導入した。これにより、業務の効率化やデジタル教材の活用促進などの実現を図る。
ミーティングボードの導入によって費用や移動時間の削減に加えて、情報共有をしやすくしたり、動画教材を見やすくしたりなどの効果が期待できる。ミーティングボードの導入業務は、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社が受託している。導入に必要な財源については新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した。
ミーティングボード設置概要
ミーティングボードの設置場所は、中央保育所・深井保育所・東保育所・児童発達支援センターの4ヶ所。設置台数は各所に1台で、計4台となる。
ミーティングボードにはPCの画面を投影する機能や電子ホワイトボード、大画面Web会議などさまざまな機能が搭載されており、費用削減やオンライン研修の実現などの効果が期待される。また、大画面で資料や映像を共有できるだけでなく、園児に向けたデジタル教材を活用するためのツールとしても利用可能だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)