富津市、プレミアム付商品券のデジタル化を採用 「ふっつんPAY」を導入[ニュース]
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千葉県富津市は、これまで紙媒体でのみ発行してきたプレミアム付商品券にデジタル化を採用し、紙の商品券との併用を行う。デジタル商品券は、専用の電子マネーである「ふっつんPAY」を通して利用可能だ。
商品券のデジタル化を採用した背景
富津市では、市民の消費生活の下支えと市内での消費喚起を目的としてプレミアム付商品券事業を行ってきた。
今回のデジタル化導入によって商品券を1円単位で利用できるようになり、紙媒体よりも利便性が向上する見込みだ。その他にも蓄積された購買データの利活用、資源の消費削減、地域のデジタルリテラシー向上などのメリットが考えられる。
富津市ではデジタル商品券事業を通して、購買データを活用した産業の活性化や「ふっつんPAY」のデジタル地域通貨として活用なども検討している。
「ふっつんPAY」とは
富津市は商品券のデジタル化に際し、富津市オリジナルの電子マネー「ふっつんPAY」を導入する。決済方法は、加盟店舗全店で利用できる「スマートフォン型」と一部対応店舗のみ利用できる「QRカード型」の2種類だ。デジタル商品券は市内在住者のほか、市外在住で富津市に在学・在勤している人も申し込める。
また高齢者・子育て世帯に給付される商品券は、QRカード型の「ふっつんPAY」として給付される予定だ。
（執筆：デジタル行政 編集部）