福岡県北九州市、半導体関連の研究開発とビジネス発展に尽力[ニュース]
福岡県北九州市は、九州地方の半導体関連のビジネスやDX促進などの課題に基づいた新たな取り組みを実施する。
取り組み内容の概要
工業地帯である北九州市には、専門性に特化した工学系の教育機関が多数存在し、優秀な人材を多数輩出している。今回の取り組みでは、その特徴を生かして外部企業と手を組み、九州地方のビジネス発展に尽力する。取り組み内容は以下のとおり。
- 半導体向けのソフトウェア開発人材育成
- スタートアップとの連携
- 地域企業のDX促進
- 地域人材の活用で事業機会を創出
北九州市はこれまでも上記課題について外部企業と協議してきた。また、九州地方における半導体関連のビジネス成長期待値は高まっている。
組込ソフトウェアの開発人材育成や、事業活動拠点の設置などに関する取り組みを、北九州市で本格的に実施する予定だ。
北九州市新成長戦略
北九州市は、地域の新成長戦略として「地元企業の高度化・新製品開発支援」や「地域活性化を推進するための人材育成の強化」などを掲げている。
特にベンチャー企業の創出と育成には力を入れており、「日本一起業家に優しいまち」を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部)